0120-979-717

対応時間:平日 10:00~17:00

iPlanet 4.x CSRファイル作成方法 新規

1. はじめに

※本ページは、提供元のサポートが終了したWebサーバの手順書となりますため、本手順書の更新も終了しております。あしからずご了承ください。
iPlanet ver4.x環境下での、CSR作成手順を以下に説明します。
大まかな手順は、以下のとおりです。

  1. Web Server インスタンスの選択
  2. CSRの作成
  3. CSRを弊社へお送りいただく

2. Web Server インスタンスの選択

2.1 Webサイトの選択

  1. Server Managerを使い、SSLの設定を行うWeb Serverインスタンスを選択します。
  2. 以下の画面で、【Servers】→【Manage Servers】をクリックします。
  3. SSLを設定するインスタンスを選択し【Manage】をクリックします。
    iSSLサーバ証明書の日本クロストラスト。CSRファイル作成方法IPlanet4 Web Server インスタンスの選択

3. CSRの生成

CSR(証明書署名要求)を生成します。
CSRはサーバの公開鍵に署名してもらうための申請書です。

3.1 Trust Databaseの作成

秘密鍵と証明書を格納する新しいTrust Databaseを開きます。

3.1.1 Darabaseの生成

以下の画面で、【Security】→【Create Database】をクリックします。
SSLサーバ証明書のクロストラスト。CSRファイル作成方法IPlanet4 Darabaseの生成

3.1.2 パスワードの入力

Database PasswordにTrust Databaseを保護するためのパスワードを入力し、 Password(again)に、確認入力を行います。 注:このパスワードは厳重に管理してください。

3.2 CSRと秘密鍵の生成

3.2.1 CSRデータの作成
  1. 以下の画面で【Request a Certificate】を選択し、【New certificate】を選択します。
  2. 【CA Email Address】を選択し、メールアドレスを入力しますが、内容は任意でかまいません。
  3. 【Key Pair File Password】に3.1.2で入力したパスワードを入力します。
  4. 【Cryptgraphic Module】はinternalを選択します。HSM等を使用する際は、操作説明書に従ってください。
    SSLサーバ証明書のクロストラスト。CSRファイル作成方法IPlanet4 CSRファイルデータ生成

3.3 CSR生成情報の入力

以下の画面で、CSR生成に必要な情報を入力します。
入力された情報とサーバ証明書申請情報が不一致であったり、入力された情報が不正確な場合、サーバ証明書が発行できませんので、十分ご注意ください。
※CSR内の情報に綴り等の誤りがあった場合には、正しい綴りに修正して、再度CSRを提出していただく必要がありますので、ご注意ください。
SSLサーバ証明書のクロストラスト。CSRファイル作成方法IPlanet4 CSRファイル情報入力

3.3.1 CSR生成情報に入力する項目

CSR生成情報の入力には、入力項目が規定されています。以下を参照してください。

項目名 意味と入力できる値 入力例
Requestor Name 申請者名を入力します。
証明書には反映しませんので適宜入力してください。
xtrus Ichiro
Telephone Number 申請者の電話番号を入力します。
証明書には反映しませんので適宜入力してください。
+81-3.1234-5678
Common Name 申請するサーバ証明書のコモンネーム(一般名) secure.xtrust.jp
Organization 申請組織の名称を入力します。
※以下のルールに準拠した組織名をお願いたします。
 (1) 登記上の組織名
 (2) 有価証券報告書や定款に記載のある英文表記
 (3) TDBに記載されている表記(日本語または英語)
 (4) WHOIS登録情報
 (5) 英文組織名として該当サイトのWebに掲載があり、登記された組織名を翻訳したものと社会通念上判断されるもの
以上のいずれにも該当しない場合に限り、ローマ字表記(ヘボン式)での申請を受理します。
※組織名に略称の記載をご希望の場合は、Web会社概要等にご掲載ください。ロゴマークなどに記載されている略称は認められませんので、ご注意ください。
※組織名にアポストロフィー( ’)やハイフン(-)を含む場合は、その旨正しく表記してください。
xtrust, Inc.
Organizational Unit 申請組織の部署名等を入力します。
※OU(組織の部署名)に申請組織以外の特定の社名や商品名を記載しないでください。
例)Hosted by xtrust はNGです。
※支店や支社等の場合、支店名や支社名を記載してください。
例)Osaka-Branch
※Enterprise SSL for mobile で負荷分散等、サーバ追加ライセンスのお申込みをされる場合、別々にご指定ください。
例)server1、server2
Joho System
Locality Name 申請組織の本店所在地の市区町村を入力します。
※郡部を含む住所表記
(例:北海道中川郡池田町)の場合、Ikeda-cho または Nakagawa-gun Ikeda-cho
区部を含む市
(例:大阪府大阪市北区)の場合、Osaka または Osaka Kita-ku とご入力ください。
※支店登記されている場合、支店所在地の市区町村を入力します。
※Enterprise EV SSL をお申込みされる場合、実質住所(実際に営業されている住所)の市区町村を入力します。
Chiyoda-ku
State or Province 申請組織の本店所在地の都道府県を入力します。
※支店登記されている場合、支店所在地の都道府県を入力します。
※Enterprise EV SSL をお申込みされる場合、実質住所(実際に営業されている住所)の都道府県を入力します。
Tokyo
Country Name 国名を示す英字2文字を入力します。
国名に対応した入力文字は、規約で決まっております。
日本の場合JPになります。
JP

入力が完了したならばOKをクリックします。

3.3.2 CSR生成情報入力に使用できる文字

使用できる文字は、以下を推奨しております。
※Enterprise SSL と Enterprise EV SSL は、日本語を含む他の記号の使用も可能です。
※Webサーバにより使用制限がある場合もありますので、ご利用のWebサーバドキュメント等をご参照ください。

文字種 使用できる範囲
半角英字、
半角数字
大文字 A~Z
小文字 a~z
0~9
半角記号 スペース '(アポストロフィ) -(ハイフン) ,(カンマ)
 =(イコール) /(スラッシュ) ()(括弧)
 .(ピリオド) :(コロン)

4. CSRを送付

以下のように、CSRが出来上がります。
—–BEGIN CERTIFICATE REQUEST—– から
—–END CERTIFICATE REQUEST—– までをクロストラストのSSLサーバ証明書(EV SSL証明書)Webお申込画面の「CSR貼付け」画面に貼り付けていただきます。
注:1文字でも欠けますと、CSRファイルフォーマットエラーとなり、サーバ証明書が発行できません。
SSLサーバ証明書のクロストラスト。CSRファイル作成方法IPlanet4 CSRファイル内容

注:この文書に記載されている情報は予告なしに変更されることがあります。この文書に記載されている情報に従ってユーザが操作を行い、いかなる損害を被ろうとも、当社は一切の責任を負いません。また、ユーザは自己の責任において使用する事に同意したものとみなされます。